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えび

えびの料理をしながら、家で飼育しているザリガニは食べられるのだろうかとふと頭をよぎる。あまり考えないほうが良いのだけれど、エビの調理をしていると、かなりの割合でザリガニは、、、と思ってしまう。

戦後の物がない時代、私の祖先は食べ物の確保には本当に苦労したと思う。義理の母や叔父など親戚同士の話では「食事の時間を待てずに時計の針をこっそり進めたのが大人にバレて笑い物にされたのが悔しかった」、「自分だけ卵をもらえなかった」とそういう食にまつわる悲しい思い出が何度も繰り返し語られる。

食べるものがないこと、をそんなに恐れなくても良いのかもしれない。ただ、そうなったときどうしたら良いのか、何を食べるのかということをついシミュレーションせずにはいられない。

福島の原発事故では、汚染で食糧危機になるという恐ろしさを体感している。

今日が大丈夫だったら明日も、ということはない。

繰り返す毎日の中で、エビを調理するとき、そしてザリガニに思いを馳せるとき、もう一人の私が気をつけてね、と呼びかけているんだ。