働くということ

大企業の新入社員が過労により自殺に追い込まれた。

今のサラリーマンは、過剰労働が常態化している。仕事がメインで、プライベートはおまけ状態。また、それが当たり前という顔をしている。

「今日は休み」と言っているのに、仕事の電話やメールが社内や取引先から届き、応答していると、もはやプライベートはぶちこわしだと思う。

自分を大切にすることが一番大事。

会社の仕事は大事だけど、それは就業時間中に大事にすれば良い。

24時間休みなく、間断なく働かせようとする組織にきちんと対抗できるように、社員同士意識をもって助け合い、お互い休み、休ませること。

会社のロボットとしてではなく、一人の人間として、美しく働いて欲しい。

一人の人間として、その仕事とその賃金が見合っているかどうか。過度な要求をしていないか。反省しながら働いて欲しい。

 

 

 

小学校の教育と塾

小学校5年生の息子を、塾に通わせることを考えている。

公立の小学校の勉強を、普通にやっていれば、公立中学校でも勉強にはさほど苦労しないのだとタカをくくっていた。しかし、小学校で学力が普通、というのは、あまりあてにならないらしい。

なぜなら、小学校では基本問題しか解かないことがほとんどだから。非常にシンプルな問題を充分な時間をかけて解くということになる。

また、応用力ではかなりの個人差が出てくるところだが、小学校では可視化されにくい。算数なら、文章題から式をつくり、答えを導くことができるか。計算の速さ、正確さ。国語なら、漢字や読解力。「試験」という形式に慣れることも、中学生の期末テストには重要になってくる。

親としては、子どもを勉強漬けにしたいとは思わないが、基礎を固めておくことは本当に大切だと感じている。進学希望の場合、家庭学習の習慣をつけておかないと、中学、高校、大学と続く受験の厳しい競争をとても乗り切れない。

そこで、子どもの負荷を減らすために、塾の門を叩くことになるわけだ。だけど、その一方で塾の宿題や費用など、親の負荷は重くなる。さらに子どもが塾を嫌がるようになると、一体何のための塾通いだったか、だんだんわからなくなってくる。

おにぎり

毎日3食を自分で作るようになって、思うこと。

たまには、外でランチしたい、という気持ちもある。でも、外で何を食べようかなーと思うと、特別に浮かぶお店や料理はない。

もちろん、昔通ったあの店この店が気になることもあるが、とりあえず、思い出すだけで、わざわざ出かけて行かなくても大丈夫。

とくに、家で好きな本を読んだり、手芸をしたり、一人で没頭する作業をしていると、昼食の時間にしわ寄せがいく。残りご飯で握っておいたおにぎりが味方になってくれる。

子どもたちと外で過ごすのに、ランチの用意がないとなんだか心もとない。そんなとき、パパッとおにぎりを作って持っていけば本当に幸せ。

おにぎりと生きていこう。

育児と教育にロボットを使う時代。

東京都世田谷区の私立保育園では、見守りロボットが活用されているという(毎日小学生新聞10月12日号1面)。登園時間の記録や、写真撮影、簡単な手遊びのようなものを人型のロボットが行っている。

「ロボットの手」を借りて人の負担を減らすと聞けば、それも一つの解決方法なのかとも思う。だけど、そうやって育児と教育のいろいろな場面でロボットを使うようになったとき、いつの間にか子育てや教育の現場から人間が遠ざけられていくということにならないか。よくよく気をつけておかないといけない。

例えば、学校の先生が、子どもが提出した宿題の丸付けをする姿がふと思い浮かぶ。今の学校では、小学生の宿題の丸付けも、先生のお仕事。時間がもったいないから、代わりにロボットがやればいい。丸付けだけが目的なら、それで良いだろう。

だけど、宿題の丸付けには、子どもたちの苦労のあとやつまずき、思いがけない発見など、大切な情報も眠っているのだ。それらをもとに、子どもたちに一声かけてやって、次につなげることだってできる。

便利だからという理由だけで、ロボット任せにした結果、大切な情報やコミュニケーションの糸口を人間が失ってしまうのではないかと危惧している。

働きすぎ

仕事とライフワークが一体化してしまうと、働いている状態が続き、休むことを忘れたり、軽んじたりするように思う。

仕事をしないことと休むことは同じことではない。

会社を休むことと、休むことも同じではない。

休むことが何かわかっていないと、休めない。

働きすぎないことより、いかに休むかということを考えた方が良いと思う今日この頃。

子どものおたふく風邪

8月末におたふく風邪の予防接種をした。

10月になり、おたふく風邪流行性耳下腺炎)を発症し、右の耳下腺が腫れ、腫れた翌日から3日ほど高熱。その発症後5日間は安静にしていて、症状が軽くなり外出もできるようになった。しかし、3日後に再び発熱。おたふく関連なのかどうか今は不明。

予防接種は5400円払ったが、結果的にムダだった。予防接種をした分軽く済んだという印象は受けなかった。

また、おたふく風邪は、感染していても症状がでない人が5人に1人はいるということも、後から病院で聞いて知った。

もやもやしている。